犬の健康
栄養
「犬って何でも食べていいんじゃないの?」と思っていませんか?実は犬も人間と同じ6つの栄養素が必要です。
でも、そのバランスは私たちとは大きく異なります。愛犬が長く元気でいられるよう、食事の基本をいっしょに学んでみましょう!

️ 犬も人間と同じ「6大栄養素」が必要

犬が健康を維持するために必要な栄養素は、私たち人間と基本的に同じです。タンパク質・脂質・炭水化物の三大栄養素に、ビタミン・ミネラル・水を加えた「6大栄養素」がすべて必要です。

ポイント

ただし、栄養バランスの比率は人間とまったく異なります。犬はオオカミを祖先に持つ「肉食性の強い雑食動物」。タンパク質の要求量は人間の約2倍になることも!


タンパク質
筋肉・内臓・皮膚・骨のもと。最も重要な栄養素。

脂質
体温維持・ビタミン吸収・皮膚と被毛の健康に。

炭水化物
エネルギー源。食物繊維は腸内環境を整える。

ビタミン
体の代謝を調節。脂溶性・水溶性で役割が違う。

ミネラル
骨・歯の形成、神経や筋肉の機能維持に必要。


最も大切な栄養素。10%の脱水で命の危険も!

とくに重要!「タンパク質」の話

タンパク質は犬の体の約50%(水分を除く)を構成する、最も重要な栄養素のひとつ。筋肉・内臓・皮膚・骨などあらゆる組織の源になっています。

フードのパッケージ裏面を見てみましょう!
国際的な基準団体「AAFCO(全米飼料検査官協会)」が定めた必要量があります。
18%以上
成犬のフードに
必要なタンパク質量
22%以上
子犬のフードに
必要なタンパク質量
⚠️
タンパク質は多ければ多いほど良いわけではありません。過剰摂取は肝臓や腎臓への負担になることがあります。バランスよく与えることが大切です。

✨ 「脂質」は悪者じゃない!

「脂質=太りそう」というイメージがありますよね。でも犬にとって脂質は欠かせない重要な栄養素です。脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の吸収を助けたり、皮膚や被毛をつやつやに保つ役割があります。

知っておきたいポイント

オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスが重要です。理想の比率は 5〜10:1。オメガ6が過剰になると、アレルギーや炎症のリスクが高まることがあります。

「炭水化物」は犬に必要?

犬はもともと肉食性が強いため、炭水化物の必要量は人間より少なめです。しかし長年人間と暮らすなかで、オオカミより上手に炭水化物を消化できるよう進化してきました。

最近わかってきたこと

炭水化物に含まれる食物繊維が、腸内細菌叢を整えて健康的な排便を促すことが研究でわかってきました。適量であれば積極的に食べさせたほうが良い成分です。

人間と違う!ビタミンCは自分で作れる

実は犬は人間と違い、体内でビタミンCを自分で合成できます。そのため食事から必ず摂取しなくてもOKです。

要注意!

一方で、ビタミンA・D・K・Eなどの脂溶性ビタミンは体に蓄積されやすいため、与えすぎると逆効果になることがあります。サプリメントを与える際は特に注意が必要です。

まとめ:愛犬の食事で意識したいこと

  • 犬に必要な栄養素は人間と同じ6種類。ただし比率が大きく異なる。
  • タンパク質は最重要栄養素。成犬は18%以上、子犬は22%以上が目安。
  • 脂質は適切な量が必要。オメガ6とオメガ3のバランスを意識しよう。
  • フードは「総合栄養食」と表示されたものを基本に選ぶのがおすすめ。
  • 水分補給も忘れずに!特にドライフードを与えている場合は要注意。

調べてみると色々ありますね。気にしてみるとワンちゃんの長生きの秘訣になるかもですね!