こんにちは!トイプーちゃんや小型犬を飼っているとパテラになったりなってたりしませんか?

獣医さんから説明受けてもすぐに理解は難しいとも思うので今回はパテラについて書いてみようかと思います。

膝蓋骨脱臼(パテラ脱臼)とは

膝蓋骨(膝のお皿)が本来の位置から外れてしまう状態を指します。これは犬の膝関節において一般的に見られる整形外科的な問題です。

原因

  • 遺伝的要因:特定の犬種(例:チワワ、ヨークシャーテリア、シーズー、パグ、ミニチュア・ピンシャーなど)に多く見られます。
  • 外傷:転倒や衝突による外傷も原因となることがあります。
  • 骨格の異常:骨の形成異常や関節の構造的な問題。

症状

  • 膝の痛みや不快感
  • 膝の腫れや変形
  • 膝を引きずる、または歩き方の異常
  • 膝をかばう行動や、痛みを感じている様子

診断

獣医師は、視診や触診、レントゲン検査を行い、脱臼の程度(グレード)を評価します。

脱臼のグレード

  1. グレード I:膝蓋骨が一時的に外れるが、自然に元に戻る。
  2. グレード II:膝蓋骨が外れやすく、手で戻す必要がある。
  3. グレード III:常に外れており、手で戻すことができる。
  4. グレード IV:膝蓋骨が常に外れており、関節の変形も進行している。

治療法

  • 軽度(グレード I・II)
    • 体重管理
    • 運動制限
    • 補助具やサポーターの使用
    • 物理療法

重度(グレード III・IV): 外科的治療が必要となる場合があります。代表的な手術方法には以下のようなものがあります。

  • 膝蓋骨の位置矯正手術(例:パテラ・リセクション)
  • 大腿骨や脛骨の骨切り術
  • 関節包や靭帯の修復・強化
  • 関節鏡を用いた最小侵襲手術

リハビリテーション 手術後や治療中は、リハビリテーションが重要です。理学療法や適切な運動療法により、関節の安定性や筋力の回復を促します。

予防 遺伝的要因が関与している場合も多いため、適切な体重管理や定期的な健康チェックが予防に役立ちます。また、過度な運動や不適切な運動環境を避けることも重要です。

まとめ 膝蓋骨脱臼は、犬の生活の質に大きく影響を与える可能性があるため、早期発見と適切な治療が重要です。症状に気付いたら、早めに獣医師に相談し、適切な診断と治療計画を立てることをお勧めします。